デンタルフロスの役割と使い方

歯ブラシではブラッシングしにくい箇所の汚れも取り除ける、デンタルフロスの使い方を解説しています。

デンタルフロスで歯垢と歯周病菌を取り除く

歯と歯の間には歯垢(プラーク)が溜まっていて、歯ブラシのみでこれを掃除するのは難しいです。プラークが残ったままだと、口臭の原因になったり、虫歯や歯周病を引き起こしたりします。

そんなプラークの掃除に適しているのが、「デンタルフロス」と呼ばれる糸状の器具。デンタルフロスを使って、プラークを綺麗に取り除きたいですね。

厚生労働省が平成17年に実施した歯科疾患実態調査では、20歳以上の8割近く、20歳未満の5割近くに歯茎に炎症があるという結果が出ました。歯磨きだけをしても、限界があるということの証明ですね。

歯ブラシのみの使用では、歯垢除去率が6割以下であるものの、歯ブラシとデンタルフロス、歯間ブラシを併用すると、歯垢除去率が9割以上にまで高まることもわかっています。

歯並びの悪いところは歯ブラシでブラッシングしても届きにくく、歯垢が溜まりやすいので、デンタルフロスで丁寧に掃除しましょう。現代人は、昔の人に比べてアゴが小さく、歯並びの悪い人が増えています。それだけ歯垢や歯周病菌も溜まりやすいということです。口臭に悩む人が増えているのもわかりますね。

デンタルフロスの使い方

【デンタルフロスの持ち方】

両手の親指と人差し指で、フロスをピンと張ります。指の間隔は1~1.5cmが目安です。間隔が長すぎると歯茎を傷つけてしまうかもしれないので注意しましょう。

■前歯(上)

片方の親指を上に向け、もう片方の人差し指でひねります。

■前歯(下)

両手の人差し指を下に向けて抑えます。

■奥歯(上)

両手の人差し指を上に向けて抑えます。

■奥歯(下)

両手の人差し指を下に向けて抑えます。

【フロスの動かし方】

フロスの動かし方は、どの歯を掃除する場合も同じです。鏡を見て、フロスの位置を確認しつつ動かしましょう。

(1)歯茎に沿ってゆっくりと動かしつつ入れる

のこぎりの刃を引くようなイメージ。歯と歯がくっついている部分を抜けるまで、少しずつ入れます。

(2)歯に巻きつける

歯肉溝の中に少し入れます。歯茎を傷つけないように注意しましょう。

(3)上下に動かし、歯の側面をこする

歯を傷めないよう、ゆっくりこすります。

(4)清潔な部分で次の歯を掃除

歯を掃除した部分のフロスにはプラークがついています。次の歯を掃除するときには、清潔な部分に持ち替えましょう。

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